3回直しても水漏れ。結露が原因だった“意外な真相”を解明。
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- 換気ダクト内の結露による漏水
外壁でも屋根でもない。3度の修繕で止まらなかった漏水の真犯人は、まさかの「換気ダクト内の結露」。多角的な調査で原因を特定しました。
3度の修繕でも止まらなかった、トイレ天井からの漏水。
今回のマンションでは、トイレ天井からの雨漏りが長年続いていました。管理組合様はこれまでに3社へ修繕を依頼したものの、再発を繰り返す結果に。外壁やバルコニー防水を何度も補修しても、根本的な改善が見られず、住民の方々にとっても大きな悩みとなっていました。
緻密な調査で“想定外”の原因を特定。
今回の調査では、外壁や屋根だけでなく、室内の配管や通気経路までを詳細に確認。目視調査に加え、散水試験や温度差分析などを組み合わせて、水の侵入経路を科学的に検証しました。
その結果、外壁や屋根ではなく、お風呂とトイレが共通の換気ダクト内部で発生した結露水が原因であることが判明。浴室使用後の湿気がダクト内に滞留し、勾配の関係でトイレ側へ流れ込んでいたのです。
構造と使い方の“わずかなズレ”が生んだトラブル。
今回のようなケースでは、換気扇の使用頻度やダクトの勾配、断熱処理の有無などが複合的に影響します。特に、トイレ側の換気扇をほとんど使用していなかったことが、湿気の滞留と結露を悪化させていました。見えない内部構造の問題こそ、経験と科学的根拠をもとにした診断が必要です。
改善策と今後の対策
調査後は、ダクト内部の勾配と断熱状態を再確認。トイレ換気扇の定期運転を推奨し、場合によっては換気経路を分離することで再発防止を図ります。また、建物全体の経年劣化も考慮し、バルコニー廻りの防水と巾木の補修も合わせてご提案しました。
担当者コメント
「雨漏り=屋根や外壁」と思われがちですが、実際には建物の呼吸”に関わる通気や結露が原因となることも少なくありません。今回のように原因が特定できたことで、管理組合様も安心して次の修繕計画を立てられるようになりました。」
まとめ
外壁や屋根の補修を繰り返しても止まらない雨漏り。その裏には、目に見えない構造内部の問題が潜んでいます。サトウ企画では、経験と多角的な調査技術を組み合わせ、“もう再発しない”ための根拠ある診断を行っています。
- 建物種別
- RC造マンション
- 調査箇所
- トイレ天井
- 調査方法
- 散水試験・温度差分析・目視確認
- 調査結果
- 換気ダクト内部の結露による漏水を確認

