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雨漏りが起きる本当の理由とは?屋根だけじゃない、見落とされた5つの原因
「雨の日に天井からポタポタと水が…」「壁がシミになっている…」こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。雨漏りが発生すると、多くの人は焦ってしまいます。「大事になっていないだろうか」「どれくらい費用がかかるんだろう」「すぐに修理しないと家が腐ってしまうのではないか」。そうした不安が頭をよぎるのは当然です。しかし、実は雨漏りの原因を正しく理解することで、その不安の大半は解消されます。今回は、雨漏りが発生する本当の原因と、どうすればいいのかについてお伝えします。
結論
雨漏りの原因は「屋根の破損」だと思われている方が多いのですが、実際には建物の複数の箇所から水が侵入するケースがほとんどです。屋根、外壁、窓枠、ベランダ、雨樋といった様々な箇所から水が入り込み、その経路が複雑に絡み合うことで「天井からの漏水」という形で現れるのです。
よくある誤解
多くの人が陥りやすい誤解が3つあります。1つ目は「雨漏りは屋根の問題だけ」という考え方。実は、外壁の劣化やコーキングの剥離からの浸水も多いのです。2つ目は「小さなシミだから大丈夫」という楽観視。実は内部で静かに腐食が進行している可能性があります。3つ目は「修理は急がなくてもいい」という先延ばし。見えない部分でのダメージは時間とともに確実に進行していくのです。
実際の失敗パターン
【ケース1】屋根瓦の一部が割れていただけなのに… 3年前に屋根瓦の割れに気づきながら「小さいし、大雨の時だけだから」と放置していたお客様がいます。すると、その割れた部分を通じて水が侵入し、屋根裏の野地板が腐食。最終的には屋根全体の葺き替えが必要になり、修理費は当初の見積もりの3倍以上に跳ね上がってしまいました。 【ケース2】外壁のひび割れが原因だった 天井から漏水しているということで屋根の修理を検討していた家庭が、実は1階の外壁のひび割れが水の侵入口だったというケースもあります。外壁のひび割れを放置すると、降雨時に壁の内部に水が入り込み、構造体まで達することがあるのです。 【ケース3】雨樋の詰まりが招いた悲劇 雨樋にゴミが詰まっていると、雨水が正常に流れず、外壁や軒下に溜まります。するとそこから水が浸入し、思わぬ箇所での漏水につながってしまいました。
正しい進め方
雨漏りに気づいたら、以下の流れで対応することが大切です。第1段階:漏水位置を特定する。漏れている箇所から、直接的な水の侵入箇所を判断することは困難です。プロの目で、赤外線サーモグラフィや散水試験を用いて、真の侵入口を特定する必要があります。第2段階:原因を究明する。屋根、外壁、窓、ベランダなど、複数の可能性から原因を絞り込みます。第3段階:最適な修理方法を提案してもらう。原因が判明してから、初めて正確な見積もりと修理計画が立てられます。焦ってすぐ工事に入るのではなく、まずは「きちんと原因を調べる」ことが何より重要です。
プロ視点の一言
雨漏り調査において、私たちが最も大切にしているのは「表面的な症状から本当の原因を読み解く力」です。経験が浅い業者は、見えている漏れ箇所を修理すれば終わりと考えますが、実は水の流れは複雑で、侵入口と漏出口が全く異なる場所にあることもあります。だからこそ、診断段階での専門性が、その後の修理の成功を大きく左右するのです。
まとめ
雨漏りは発見時には不安に感じるものですが、正しく原因を特定すれば、適切な対応が可能です。大事なのは「小さなシグナルを見逃さない」「原因を徹底的に調べる」「早期に対応する」の3点です。シミを見つけたら、まずは専門家に相談してみてください。その一歩が、あなたの家を守ることにつながります。
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